ブログ
BLOG
【セルロースファイバー】 広島工務店ブログvol.1727
【
柿田勝司 】
投稿日:2026.05.30
一覧に戻る
現在建築中の株式会社大喜の新事務所ですが、このたび断熱工事がほぼ完了しました。 今回採用した断熱材は、自然素材を主原料とした「セルロースファイバー」です。断熱性能の数値だけを追い求めるのではなく、実際に快適に感じられるかを大切にしました。その考え方から、新事務所にもセルロースファイバーを採用しました。 住宅や建物の性能を語る際には、断熱等級やUA値などの数値が注目されます。もちろんこれらの性能指標は重要ですが、実際の住み心地や居心地の良さは数値だけでは表現できない部分も多くあります。 セルロースファイバーの大きな特徴の一つが「調湿性能」です。湿度が高い時には湿気を吸収し、乾燥している時には放出することで、室内の湿度変化を緩やかにしてくれます。広島のように夏は蒸し暑く、冬は乾燥しやすい地域では、この調湿効果によって一年を通じて快適な室内環境が期待できます。 また、防音性能にも優れています。繊維が複雑に絡み合った構造のため、外部からの騒音や室内で発生する音を吸収しやすく、静かな空間づくりに役立ちます。事務所としてはもちろん、お客様との打ち合わせやスタッフが集中して業務を行う環境づくりにも大きな効果を発揮してくれると考えています。 さらに、セルロースファイバーは熱容量が高いことも魅力です。熱容量とは、熱を蓄える力のことです。夏は外部からの熱を室内へ伝えにくくし、冬は暖かさを逃がしにくくすることで、室温の変化を穏やかにしてくれます。そのため、同じ断熱性能の数値で比較した場合でも、実際の体感としては「数値以上の快適さ」を感じられることが少なくありません。 私たちが目指しているのは、性能表やカタログだけでは伝わらない、本当に心地よい建物です。新事務所はその考え方を形にした場所でもあります。完成後には、お客様や地域の皆さまにもぜひお越しいただき、空気感や静けさ、そして自然素材ならではの心地よさを実際に体感していただきたいと思っています。 完成まではもう少しですが、スタッフ一同、今からとても楽しみにしています。これからも「住む人の健康と快適な暮らし」を大切にしながら、地域に根ざした家づくりを続けてまいります。![]()
![]()
![]()
![]()
カレンダー
最近のエントリ
最近のエントリ
カテゴリー
ブログアーカイブ























