こんにちは。柿田浩子です。
今日はかな~り昔の、昭和のお話です(笑)。
「昭和の話?」と言われそうですが、ごめんなさい。年齢を重ねると、子どものころの出来事をふと思い出すことが多くなりました。
特に夏が来ると、毎年のように思い出す風景があります。
私が子どものころ、夏の最高気温といえば、32℃くらいだったように思います。
夏休み帳に毎日の天気、日記の宿題がありました。今日の気温32℃
もちろん当時も「今日は暑いね」と言っていたと思います。
ですが今では、35度を超える猛暑日、酷暑日も珍しくありません。地域によっては、体温を超えるような気温になることもあります。
私たちが子どものころに感じていた夏の暑さと、今の暑さは同じ「夏」という言葉では表せないほど違ってきているように感じます。
私にとって夏休みといえば、まず思い浮かぶのは学校のプールです。
夏休みになると、決められた時間に学校へ行き、友達と一緒にプールに入りました。学校まで歩いて行き、プールで思いきり泳いで、また歩いて帰る。それが夏休みの楽しみの一つでした。
そして、私の夏休みには、もう一つ大きな楽しみがありました。
夏休みになると、祖母と一緒に島にある田舎の家へ行き、いとこたちと一緒に一か月ほど過ごしていたのです。両親共働きだったので
夏休みの田舎生活は楽しみの一つでした。
一か月といえば、今ではなかなか考えられないほど長い期間です。
毎日のように海へ泳ぎに行き、帰ってからはトンボやセミを追いかけていました。
虫取り網を持って走り回り、ツクツクボウシやオニヤンマを誰が先に捕まえられるか、競争していました。

海で泳いで、おなかがすいたらみんなでスイカを食べ、夜は星の観察をし、花火をやり、夜は蚊帳がつられた部屋で雑魚寝、当時は窓全会で、クーラーがなくても夜は涼しかった
朝は近くの学校でラジオ体操、午前は宿題、午後からは海。
特別な事やゲームがなくても、一日中遊ぶことができました。
当時は、その時間がどれほど貴重なものなのか分かっていませんでした。
けれど今振り返ってみると、祖母やいとこたちと過ごした田舎での夏休みは、本当に幸せな時間だったのだと思います。
海の匂い、セミの大きな鳴き声、夕方の少し涼しくなった風。
何十年たっても、夏になると思い出す、とても大切な思い出です。
それに比べて、今の子どもたちはどうでしょうか。
夏休みになっても、あまりの暑さに外で遊ぶことができません。
公園の遊具は熱くなり、地面からの照り返しも強く、日中に外へ出ること自体が危険だと言われています。学校のプールも、気温や水温が高すぎて中止になることがあるそうですね。もちろん夏休みのプールは無いようです。
せっかくの夏休みなのに、ずっと家の中で遊ばなければならないのでしょうか。
熱中症の危険を考えると、簡単に「外で元気に遊びなさい」とも言えません。
昔のように、朝から虫取り網を持って走り回ったり、友達と公園に集まったりすることが難しくなっていると思うと、少しかわいそうな気がします。
もちろん、今の子どもたちには、ゲームや動画、オンラインで友達と遊ぶなど、私たちの子ども時代にはなかった楽しみがあります。
それでも、自然の中を走り回ったり、虫を捕まえたり、海や川で遊んだりする体験は、画面の中だけでは得られないものがあります。
今の子どもたちの外遊びを難しくしているのは、暑さだけではありません。
「子どもだけで遊ばせるのは危ない」「不審者がいるかもしれない」という心配もあります。
私たちのころは、子どもだけで近所を歩き回り、暗くなるまで遊ぶことも珍しくありませんでした。
今思えば、それなりに危ないこともあったのでしょう。それでも地域に子どもが多く、近所の大人たちの目も自然に行き届いていたように思います。
近所のブロック塀の上を探検と言って歩いていたら、よその家の大人からも怒られました。そして、そのことが親に伝わっていることもありました。
当時はそれだけ地域全体で子どもを見守っていたということなのかもしれません。
今は少子化で、近所を歩いていても、子ども同士が集まって遊んでいる姿をあまり見かけなくなりました。
さらに共働きの家庭が増え、夏休みだからといって、親が毎日子どもに付き添えるわけではありません。
外は異常な暑さ。子どもだけで遊ばせるのも心配。けれど、親は仕事に行かなければならない。
今の親御さんたちは、私たちのころとは違う難しさの中で、子どもたちの夏休みを支えているのだと思います。
そう考えると、子どもたちだけではなく、子育て中のお父さん、お母さんも本当に大変です。
「昔は良かった」と言うだけでは、今の問題は解決しません。
昭和のころとは気温も社会環境も大きく変わっています。昔と同じように遊ばせることが、必ずしも正しいとは限りません。
それでも、子どもたちが安心して体を動かし、自然に触れ、友達と笑い合える時間を、何らかの形で残してあげられたらと思います。
家庭だけに任せるのではなく、学校や地域、会社など、みんなで考えていく必要があるのかもしれません。
私たち地域工務店も、家を建てるだけではなく、地域の子どもたちが安心して過ごせる環境について考えていく存在でありたいと思います。
いつか今の子どもたちが大人になったとき、
「あのころの夏休みは楽しかったな」
と思い出せる夏が、一つでも多くありますように。
子どもの頃の夏を懐かしみながら、そんなことを思った今年の夏です。
ということで!!!
来月8月23日(日)暮らしLaboのイベントは今月に続きプール&スイカ割です。
夏休みの思い出になればいいなと思います。ご参加お待ちしています!























