おはようございます
熊本です
先日津和野へ行ってきました。
夏の津和野は山に囲まれた地形で熱が溜まりやすいため猛暑のさらに上のレベルで暑いです。
しかしそれを承知の上で(笑)今回「杜塾美術館」(もりじゅくびじゅつかん)という美術館へ行ってきました。
こちらの美術館ですが、土日祝のみ開館しており、無料で入館できるということでどんな美術館が待ち受けるのかワクワクしながら訪れました。

建物は津和野藩の筆頭庄屋が住んでいた当時のものを修復して美術館として開館したそうです。
明治時代に建てられた木造2階建ての建物はとても重厚な造りで、どっしりと構えた門の奥に見える美しい日本庭園が印象的でした。
また建物の中は黒光った柱や梁が歴史の重みを醸し出し、その時代の中に溶け込んだ気持ちになれる貴重な体験をすることができました。

展示してある作品は津和野出身の洋画家、中尾彰画伯の作品と妻の吉浦摩耶画伯の作品も合わせて楽しめます。さらにスペインの宮殿画家ゴヤの貴重な銅版画も展示されてあり見応えのある美術館でした。
私は歴史的日本家屋の中にゴヤの銅版画「闘牛技」が40点も展示してあることに驚くと共にこんなに自由にゆっくりと鑑賞できる独特な体験ができるとは思ってもいませんでした。

絵画を鑑賞しながら昔の日本家屋の造りも存分に堪能できます。
例えば奥行きのある軒下には縁側が続き猛暑でも過ごしやすい造りになっていました。
縁側に座って庭を眺め、ゆったり心穏やかに過ごすことができました。

このように心穏やかに美術館を堪能できた理由のもう1つに、受付にいらした案内係の方のさりげないお心遣いでした。
館内は空調がないこともあり、うちわを使うよう勧めて下さったり、冷たいおしぼりをいただいたりしてありがたかったです。
帰り際に案内係の方と少しお話をすることができ、昔の当時の建物や周辺界隈の写真やSL列車の写真を見せていただきました。
魅力ある物を見たり手にしたりすることも大事ですが、そこに人の心、おもてなしの心が加わると目に見えない価値がさらに生まれることを考える機会になりました。
「山陰の小京都」と言われる津和野。京都に似た自然景観や街並みもさることながら訪れる人を温かく迎えるおもてなしの心も同時に息づいていることを感じました。
私自身もお客様をお迎えする側として日本のおもてなしの心を大事にしていきたいです。





















