先日、山梨県甲府市へ行ってきました。
ホテルに到着し、窓から外の景色を眺めていると、なんだか素敵な街並みが目に入りました。石畳や昔ながらの雰囲気を感じる建物が並び、「あの街並みを歩いてみたい」と思い、足を運んでみることにしました。
街を歩いていると、いつもより人が多く、あちらこちら見渡してみると、どうやらお祭りが開催されているようです。ちょうど「小江戸甲府の夏祭り」の日で、街はたくさんの人で賑わっていました。

メイン会場となる舞鶴城公園ではさまざまな催しが行われ、大人から子どもまで楽しめる夏祭りです。
サブ会場には、子どもたちが楽しめる水遊びエリアもあり、ウォータースライダーや水鉄砲で遊ぶ子どもたちの元気な声が響いていました。暑さを吹き飛ばすような、夏らしい光景です。
江戸時代の城下町として栄えた甲府の賑わいを現代によみがえらせるお祭りだそうです。
そして、甲府を訪れたならぜひ味わいたかった、甲府名物の「ほうとう鍋」をいただきました。
昔ながらの古民家風の和風造りで、店内は広い畳敷きの大広間に低いテーブルが並び、お店に入った瞬間圧巻の風景でした。太くて幅の広い麺と、かぼちゃや野菜などがたっぷり入った熱々のほうとう。暑い夏の日でしたが、甲府の名物料理を味わうのも旅の楽しみのひとつ。山梨ならではの味をしっかり堪能しました。

そして、ホテルの窓から見えていた素敵な街並みを歩いて訪れたのが「甲州夢小路」です。
甲州夢小路は、甲府城下町を再現したエリアで、明治・大正・昭和初期の甲府を思わせるレトロな街並みが広がっています。移築した古民家や蔵、倉庫など、昔の建築様式を取り入れた建物が立ち並び、石畳の路地を歩いていると、まるで昔の甲府にタイムスリップしたような気持ちになります。
敷地内には、山梨のワインやアクセサリー、和紙などの伝統工芸品を楽しむことができます。
また、明治初期に取り壊されるまで、200年以上にわたり時刻を知らせていた「甲府 時の鐘」も再現されています。歴史ある街並みの中に鐘がたたずむ姿はとても印象的でした。

そして、夏祭りの最後を飾ったのは打ち上げ花火。
夜空いっぱいに広がる花火は、まるでこちらに向かって降りそそいでくるようで、とても綺麗でした。昼間の賑やかな夏祭りから、夜空を彩る花火まで、甲府の夏をたっぷり楽しむことができました。
ホテルの窓から何気なく見つけた街並みをきっかけに、甲州夢小路を歩き、歴史ある甲府の街に触れ、そして夏祭りと花火まで楽しむことができた今回の旅。
昔ながらの情緒を残しながら、新しい楽しさも感じられる甲府。新しくもどこか懐かしい、そんな甲府の魅力を存分に味わった一日となりました。
竹本明子





















