お引き渡しに向けて、O様ご家族と一緒に床材への塗装作業を行いました。

実際に暮らしが始まる空間に、ご家族の手が加わる――
そんな時間は、住まいにいっそうの愛着が芽生える大切なコトだと感じています。

作業中、窓の外には満開の桜。
「春はこの家から、こんなふうに桜が見えるんですね」と
お施主様がふと漏らされた言葉に、完成後の暮らしがふわりと重なりました。

塗装作業は、和やかな会話を交えながら着々と進行。
途中、愛犬の赤ちゃんも一緒にひと休みしながら、周辺をお散歩する時間も。

ほんの少し前まで小さな赤ちゃんだったこの子も、
お引き渡しの頃にはぐんと成長しているかもしれません。
これからこの家で一緒に過ごす日々を思うと、楽しみが尽きません。

仕上げられた床材は、これから棟梁の手へ。
丁寧に、大切に、この家の一部となっていきます。