暮らしに句読点を。
コーヒーとお茶と、わたしの時間
お気に入りの一杯を手に、ほっとひと息つく。
それは暮らしの中にそっと置かれた句読点のような時間です。
深まる秋、雑誌『&Premium』の今号のテーマは
「コーヒーとお茶の時間」。
ページをめくるたびに、
一杯の飲み物を中心に丁寧な暮らしを営む人々の風景が広がります。
見ていると「いいな」「憧れるな」と感じる。
そして思うのです。
趣味を持つ人の生活は、その人らしい色で満たされていると。
家は、住み始めてからが本当の物語の始まりです。
最近、雑誌撮影やルームツアーで
お施主様のご自宅を訪れる機会が増えました。
家づくりの先にある「暮らし」を見せていただくたび、
住まいがその人の人生を映し出していると感じます。
釣りがご趣味のご主人は、
道具をきれいに並べた趣味部屋を持ち、
朝の出発動線まで計算された間取りに。

アウトドア好きなご家族は、
土間リビングの先に広がるインナーガレージに
キャンプギアが整然と並び、
室内と外がゆるやかにつながる心地よい空間をつくられました。

そして、暖炉のあるお家のご夫婦は、
広島中を巡って理想を探し、
ご実家の一枚板のテーブルを新居で再利用。
新しい家で、これまでの時間を受け継ぐように暮らされています。

お話を伺うと、
「家事動線が考えられていて、家事が本当に楽になりました」
「夏も冬も快適で、風邪を引かなくなりました」
そんな言葉を多くいただきます。
その裏には、目に見えない快適さを支える工夫があります。
高気密・高断熱の性能に、
大喜オリジナルの安芸珪藻土や自然素材、無垢材が調湿をしてくれる。
エアコン一台で家全体がやわらかく暖まり、
過度な乾燥や結露に悩まされることもありません。
加湿器を出したり、掃除をしたり――。
そんな小さな“手間”がいらなくなることで、
暮らしの中に5分、10分と“余白の時間”が生まれます。
その5分を、
コーヒーやお茶を淹れる時間に変えることができる。
それは、心を整える時間のはじまりです。
あるお施主様は、
「時間に余裕ができたから、鉄瓶でお湯を沸かしてコーヒーを淹れるようになりました」
とお話しくださいました。
その姿を想像するだけで、こちらまで穏やかな気持ちになります。
子育ての忙しい時期は、自分の時間を取ることも難しいもの。
それでも、
「家事動線が楽なので子育てが少しラクになりました」
と聞くたび、家が暮らしの支えになっているのだと実感します。

点と点をつなぐように、
日々の時間が線になっていく。
その線が少しだけゆるやかになることで、
暮らしに“余白”が生まれるのかもしれません。
家は、人生の「舞台」であり、静かな「休符」。
コーヒーを淹れる香りのように、
住まいが心を落ち着かせてくれる存在でありたい。
そんな想いを胸に、
今日も私たちは“暮らしの物語”を紡いでいます。






















