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【櫛田神社と町屋】広島工務店ブログvol.1681
【
柿田浩子 】
投稿日:2025.10.7
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こんにちは、柿田浩子です。
先日の出張帰り、ちょっとだけ足を延ばして「櫛田神社(くしだじんじゃ)」に立ち寄ってきました。
仕事で訪れた街で、ほんの数十分の寄り道だったのですが、なんとも心が落ち着く時間になりました。
櫛田神社は、福岡・博多の総鎮守として知られる歴史ある神社です。創建はなんと757年とも言われ、地元では「お櫛田さん」の愛称で親しまれています。
毎年7月に開催される博多祇園山笠(国の重要無形民俗文化財)では、この神社がスタート地点。境内には「飾り山笠」が常設展示されていて、山笠文化の迫力と誇りを間近に感じることができます。

観光客だけでなく、地元の方がふらっと立ち寄ってお参りされていて、地域に根ざした神社であるのだなと感じました。敷地は広くはありませんが穏やかな空気が流れていて、とてもリフレッシュできました。
櫛田神社のすぐ近くには、「博多町家ふるさと館」もあります。ここは明治時代の町家を再現・保存している施設で、当時の暮らしや建築様式がリアルに展示されています。


町家ってどこか懐かしい、そして趣ある。やっぱりいいなあと感じました。
奥行きのある敷地をうまく活用し、風や光を取り込む工夫がされて、中庭(坪庭)が設けられていることで、家の中に「自然」も感じられます。
町家の木組みや土壁は、現代の住宅とはまた違う美しさがあり、職人の技を感じます。こうした古き良きものに触れるのはとても癒されます。
「古いもの」は決して時代遅れではなく、「長く愛されてきた理由」があるのですね。
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