先日、安佐南区の小学校で「木育」の授業を行いました!この授業には、広島大学の建築学科の先生や学生さん、
そして広島県工務店協会に所属する工務店3社が参加。子どもたちに木やものづくりの魅力を伝える特別な時間になりました。
まず、広島大学の角倉先生が建築についてのお話をしてくれました。建築の仕組みや木材の良さ、自然と人の関係など、
興味深い話がたくさん!子どもたちも積極的で、手を挙げて質問する姿が印象的でした。
授業の後半は、いよいよ実践タイム!今回の体験は、カンナを使って箸を作るというもの。
木を削るなんて初めての子がほとんどで、最初は「どうやるの?」と戸惑い気味。
でも、やってみるとみんなだんだん夢中に。木の香りや手に伝わる感触を楽しみながら、真剣に削っていました。
「難しい!」と言いながらも、自分で作った箸が完成すると、「できたー!」「これ自分で作ったんだよ!」と嬉しそうな笑顔に。
達成感を味わうその姿に、私たちも心がほっこりしました。ものづくりの難しさと楽しさをしっかり感じてもらえたと思います。
今回の授業では、子どもたちに「将来の仕事」についても考えるきっかけを持ってほしいと思っていました。
建築や木材を扱う仕事に興味を持つ子が出てくれたら嬉しいですし、ものづくりの楽しさを通じて視野が広がればいいな、と思っています。
木育の良さは、ただ木のことを学ぶだけじゃなくて、自分の手を動かして体験できるところ。自然素材の温かみを感じたり、
自分で何かを作り上げる喜びを知ったりすることが、子どもたちにとって大切な経験になるはずです。
また、広島大学の学生さんや地元の工務店の人たちが一緒に関わることで、地域と学校の繋がりも深まるいい機会になったと思います。
こうやって地元の人たちと交流することで、子どもたちに「地域の支え合い」も伝えられたら嬉しいですね。
これからも、こうした木育の活動を通して、子どもたちに楽しい学びの場を提供していきたいと思います。
今回の経験が、子どもたちの中に小さな興味の種を植えるきっかけになっていたらいいな、と思っています!