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【ただ今施工中🏠】広島工務店ブログvol.1621
【
平田政貴 】
投稿日:2025.03.2
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建物の構造で絶対に重視すべき事項に基礎があります。
一般的にはベタ基礎が有れば問題ないと思われがちですが、ベタ基礎にも内容によって耐震性や耐久性の違いが大きく差があることを知っておく必要があると思います。
まずは配筋の量やピッチに大きく違いがあることで
耐震性にも影響がでてきます。
底の部分が平坦に配筋があるのが通常ですが、大喜ではスラブ部分に地中梁と言う配筋を入れています。
これはマンションの建物で例えると部屋の天井の角に下がった部分がありますが、それを梁と言います。
それを地下に配置することで底からの力や振動に対して抵抗力を発揮するようになります。
大きな地震が来た時に力を発揮してくれます。
また配筋のピッチも150ミリ均一にしていることで
通常よりも耐震性が増してきます。
更に基礎上部にある配筋をフックして固定する事をしています。
これは地震で下からの圧力が来た時に建物が上に浮き上がるのを防ぐために有効な手法です。
基礎屋さんからするとかなり労力が増えて大変になる作業ですが、大喜では必ずやっていただきます。
これも大地震が来た時にお客さまの住まいを守るために大切だと思っているからです。
このように、見えないところの工夫がいかに大切かを考えた家づくりが重要だと思っています。
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